オフショア開発を活用される際に役立つ11のコツ

ここ数年、コロナ禍でビジネスモデルも大きく変化して、DX導入の需要が高まっています。その状況の中で、IT企業だけでなく非IT企業には、業務改善、事業拡大を目指してデジタル化したい企業が多いです。しかし、IT人材不足でIT 部門を立ち上げるには多くの困難・費用がかかります。そのため、ベトナムをはじめ、海外にアウトソーシングする傾向があります。 今回、4年以上オフショア開発をやってきたMiichisoftは、オフショア開発活用の効率化に役立つと思う11の注意点を挙げてみました。ぜひご参考になさって下さい。 オフショア開発を活用される際に役立つ11のコツ 1. 適切なオフショア開発会社を選ぶ 2. 秘密保持契約 (NDA)を必ず締結する 機密保持契約 (NDA) は営業秘密や製造技術等のノウハウ、お取引で知り得たお客様の情報等を、目的外利用や第三者への漏洩を防止するために締結する契約です。プロジェクトの詳細を共有する前に、オフショア開発会社とNDA契約を締結することが重要です。 3. 社内で準備する オフショア開発会社に外注する際は、社内のチームにオフショア開発導入の理由・結果とメリット・デメリットなどを理解していただく必要があります。特に未経験のお客様には、メンバーのモチベーションをあげるため、社内キックオフの会議等を行うことをお勧めします。 4. 明確な目標を設定する 明確で達成可能な目標を設定しない場合、生産性が低下し、最初の目標からずれる可能性があります。最終的にプロジェクトが出来ましたが、要望・期待に応えません。したがって、プロジェクトのオーナーは、タスクを明確に設定し、ビジョンを共有するほうが良いです。良い目標を設定するにはSMARTの法則の使用をお勧めします。 5. プロジェクトの詳細を提供する 開発チームに提供する情報が明確であれば、最初の予算を超えず指定時間と期待どおりにプロダクトが入手できる可能性が高くなります。いくつかの必要なタスクは次のようにあげられると思います。 6. コミュニケーションが不可欠 良いフィードバックと正確な理解は、プロジェクト実施する際に重要なポイントです。コミュニケーションが少ない時、仕事の効果が低下する可能性があります。逆に、伝達効率が上がるだけで、開発プロセスが大幅に加速する可能性があります。 7. 定例会議を設定する コミュニケーションをとる理想的な方法は、お互いの活動や問題に関する最新情報を伝えることです。プロダクトのオーナー、またはプロジェクトのマネージャーは、チームに関連情報を提供し、それがデモのレポートに書かれていることを確認する必要があります。良い点と悪い点を反省し、それらに対する解決策を見つけることも、双方にとって不可欠です。 8. ツールで連続で更新する Trello、Slack、Zoom、JIRA などのプラットフォームは、オフショア開発の導入を通じて広く使用されるようになりました。適切なツールを使用すると、生産性が向上し、業務が改善できます。 さらに、同僚関係、信頼関係を築くために、Skype、Join Me、WhatsApp などツールを使用し、オフショアのチームと定期的にコミュニケーションを取ることができます。 9. スムーズな作業プロセスを確保する パートナー企業について調べることに加えて、オフショアのパートナーに自社のビジネスに関する情報を共有したほうがいいです。そうすれば、双方が組織構造、作業手順、およびプロダクトについて相互に理解することができます。 オフショアチームと協力して、初日からプロダクト発売日まで、会社の目標、コンセプト、ニーズを詳細に伝えることで、ワークフローを確保することができます。 10. 議事録をきちんと作成・確認する 決定点、課題等が書かれたかどうか、確認することが必要です。どの資料が不足する場合も多くの損失を引き起こす場合があります。 プロジェクトの議事録が正確でしっかり整理される時、リーダーとメンバーが意志の疎通を効果的に図ることができます。また、過去の議事録が記録されていると、決定点・課題・次のアクションが明確になり、仕事の進捗がスムーズになります。 11. リリース後もオフショア開発会社と連絡を取り合う すべての機能が実装されると、保守フェーズに移行しますので、開発チームが他のプロジェクトに移ります。但し、オフショア開発会社にプロダクトのエラー・機能追加等を依頼する需要がありますので、連絡を取るのがポイントになります。 オフショア開発なら「Miichisoft」 オフショア開発会社として約4年以上、日系企業と取引してきたMiichisoftはお客様にとって上記の11のポイントが役に立つ記事だと期待しております。 Miichisoftは将来、ベトナム国内で顧客により最適なソフトウェアソリューションサービスを提供するNo.1の会社になるという意味の「未来一番」と「ソフトウェア」という2つの言葉から作られた名前です。新規プロジェクトのアイディア、実施からメンテナンスまでMiichisoftトがサポートさせて頂きます。 オフショア開発に関するご質問がございましたら、Miichisoftにお問い合わせください。 メール: sales@miichisoft.com

オフショア開発で失敗しないために 「3 DO 2 DON’T」で覚える呪文

オフショア開発は貴社にとって正しい選択肢かもしれませんが、プロジェクトを成功させるためには、それを正しく行う必要があります。オフショア開発が乗り越えられない山になるのを防ぐためのヒントをいくつか紹介します。 1. オフショア開発で失敗しないために 「3 DO」 1.1. 信頼関係を築く 効果的な協力を維持するには、信頼が必要です。この信頼を得るには、行動、人間関係、文化が適切でなければなりません。同僚のバックグラウンドを知ることは、信頼関係をより早く構築するのに役立ちます。 Miichisoftはプロジェクトの最初から、プロジェクトのステップを顧客に説示し、フレイズをコミットし、進行状況をトラッキングします。Miichisoftは顧客のプロジェクトを柔軟性とセキュリティを発揮するよう設計されています。したがって、顧客は、Miichisoftが提供するサービスを安心で利用することができます。 1.2. 文化を理解する 良好なコミュニケーションは、生産的なオフショア作業に重点を置く最も重要な領域です。これは、私の意見では、パフォーマンスの高いチームを実現し、異なるチーム メンバー間の効果的で信頼できる関係を促進するための重要な成功要因です。 ベトナムは親日国として有名です。日本語を学ぶベトナム人も多く、近年は日本語能力を身に付けるエンジニアが増えてきており、コミュニケーションの壁が払拭されてきました。オフショア開発は、言語や文化、慣習の違いが壁となることが多いですが、ベトナムは親日国のため開発委託がしやすいです。数年間日本で生活・就労した30%以上のMiichisoftの従業員は、技術力、顧客の理解力が高い人材を提供することに自信を持っています。 1.3. 効果的なコミュニケーションのためにソーシャル ソフトウェア ツールを使用する 従来のエンタープライズ テクノロジーを使用してオフショアコンサルタントとやり取りし、作業することは、もはや同じ影響を与えることはなく、実際には非常に非効率的で非生産的なものになる可能性があります。したがって、石油やガスなどのオフショア開発では、コミュニケーションが不可欠だと思います。  2. オフショア開発で失敗しないために 「2 DON’T」  2.1. アキレス腱をカバーしない ITオフショア開発プロジェクトが失敗する最大の原因は準備不足にあります。 既存のスタッフを脅かすことのないプロジェクトと部門を選択してください。 オフショア施設は、事業を政治化するのではなく、規模を拡大する方法であるべきです。 タスクの委任、ワークフローの監視、ポリシング、および外部サプライヤーとのコミュニケーションに熟達したプロジェクト マネージャーを獲得します。 家に賭ける前に、リスクの低い小さなプロジェクトから始めましょう。 実際、家に賭けてはいけません。コア コンピタンスとミッション クリティカルな要素は、ほとんどの場合、オンサイトに保持するのが最善です。 2.2. 自社の問題をアウトソースしない アウトソーシングから最大の価値を得るには、リーダーとして、内部のプロセスと構造が適切であることを確認する必要があります。 これは、多くの場合、CIO/CTO またはエンジニアリング担当副社長の管理の範囲を超えています。 関連する利害関係者と協力して、オフショアイニシアチブの目的、プロセス、および要件を明確に定義するために時間をかける必要があります。 オフショアプログラムを前進させ、軌道に乗せるためには、十分な内部帯域幅を割り当てる必要があります。 適切なプロセスと適切なリソースを用意できる場合にのみ、オフショアアウトソーシングパートナーの選択を開始できます。 3. まとめ 「3 DO 2 DON’T」の覚える呪文は、貴社がITオフショア業界でナンバーワンにすることはできません。しかし、この呪文は貴社の失敗を回避することができます。オフショア開発のプロセスを改善しましょう。

IT人材不足の深刻化と未来予測

近年の状況における、IT人材の育成が多くの企業の急務と言えます。本記事では、IT人材の不足が深刻化やIT人材の未来予測やIT人材不足を抱える理由3つなどを解説しています。IT人材の育成を検討している人事担当の方は、ぜひ参考にしてください。 1. IT人材の不足が深刻化 経済産業省が2019年に出した試算によると、日本は深刻なIT人材不足を抱えていて、2030年には最大で79万人のエンジニアが不足すると言われています。 人手不足に対する企業の動向調査(2022年4月)によると、 2. IT人材の未来予測 経済産業省が2019年に出した試算によると、実際に利用可能なIT担当者の数が増えているにもかかわらず、資格のあるIT担当者の不足は2015年の見積もりと同じレベルに達しています。 ITの需要が高いため、ITスタッフの需要が増加している可能性があります。 2030年までに資格のあるIT人材の数が不足すると予測されるのは、41万人から79万人の間と推定されています。ナリオには年末までに587,000人が住むと推定されています。  IT人材の生産性がある程度向上すれば、需給ギャップ(実際の生産性と労働力の生産性が向上した場合の生産性の差)は縮小します。上で計算。一方で、この推定では生産性の向上率を考慮に入れることが決定されました。試行計算の結果、生産性向上率が0.7%の場合、2030年時点の需給ギャップは16.4万人~78.7万人(中間では44.9万人)になると試算された。 3. IT人材不足を抱える理由3つ 経済貿易産業省が委託した2018年のIT人材需給調査によると、情報サービス業界で働き、ITソフトウェアサービスを提供する人々はIT人材と見なされます。サイズ、量、または大きさを(何か)増やします。 ITを活用する企業の情報システム部門の従業員も人材です。 3.1. IT業界の拡大 IT産業は、経済貿易産業省の分類によると、情報サービス産業(ソフトウェア産業、情報処理・提供サービス産業、インターネット関連サービス産業)に相当します。 1990年頃からIT業界全体の売上が伸びており、1998年もこの傾向が続いている。 経済産業省による2013年の調査では、IT産業は約100万人を雇用し、約20兆円の売上高を生み出しています。 2010年には、ソフトウェア業界の従業員数は20%増加し、情報処理およびプロビジョニングサービス業界の従業員数は10%増加し、インターネット関連サービス業界の従業員数は33%増加しました。売上高では、ソフトウェア業界が5.8%、情報処理・サービス業界が30%、インターネット関連サービス業界が38%成長しており、すべての業界が成長していることを示しています。 3.2. 少子高齢化の進行 内閣府が出した「令和3年版高齢社会白書」によると、総人口1億2,571万人のうち、65歳以上の人口は3,619万人である。理解します。人口減少により、15歳未満の人口の割合は12.0%であり、この傾向は年々加速しています。つまり、少子高齢化以外にもさまざまな要素が人手不足の原因として関わっていることが推察できます。 3.3. 社会情勢の影響 厚生労働省からの最近の報告によると、新しいコロナウイルスの発生以来、求職者ごとに企業が提供している求人の数は減少しています。求人が少ないほど、企業は労働者を見つけやすくなるように思われます。ただし、これが常に当てはまるとは限りません。 しかし、人々が仕事を探しているとき、彼らは通常、自分のスキルと労働条件に合った仕事を選びます。これは多くの場合、企業が必要とするものと一致せず、2つの必要なセットが一致しないことがよくあります。労働力不足は解消されたようですが、従業員をめぐる競争により、企業は限られた数の労働者をめぐって競争するという分布が生じています。 専門的なスキルを必要とする中小企業や産業では、仕事をしても人が集まらないため、人材不足を解消できないという問題が深刻化しているようです。コロナカでは、従来のシステムでは企業運営が難しい場合があるため、ニューノーマルに対応するのは初めてです。。企業がこの変化に適応する必要があることは珍しいことではありません。たとえば、対面でビジネスをしている企業の場合、温度測定などの仕事が増えることで、以前は満足していた人が多い状況に陥ることも珍しくありません。不十分で消毒です。 .. 帝国データバンクの2021年の動向調査結果によると、人手不足を経験している企業の割合は37.2%に上昇しています。これは、全国的に、組織が仕事をするのに十分な資格のある従業員を見つけるのに苦労していることを意味します。政府は、国民が何が行われているのか、そして彼らのお金がどのように使われているのかを明確に理解できるように、その支出について透明でなければなりません。コロナカ社会では、少子高齢化や働き方の変化など、資格のある労働者を見つけるのが難しい要因が他にもあるかもしれません。 4. MiichisoftのLAAS – ハイクオリティ製品開発チームサービス MiichisoftでLAASを選ぶべき4つの理由   1. プロジェクト開発にかかるコストを最大50%削減できます。 通常、日本人スタッフ10人に相当するチームを編成するには、日本人1人+オフショア人員10人の労働力が必要です。LAASを利用すると最大で約50%のコストが削減できます。チームの規模が大きいほど、よりコスト削減の効果があります。 2. 日本人と参加するプロジェクト開発チーム これがMiichisoftの他社とは違う強みです。日本にもMiichisoftの会社があるのでお客様の要望をより明確に、仕事の手続きもよりスムーズに進めていくことができます。 3. 高い技術を持ったチームからの高度な技術や知識を使用する 技術者はベトナムのトップの大学の中から選ばれ、最新のトレーニングプログラムを受けるので様々なビジネスの形に対応できるよう早くから鍛えられています。その上、AWSコンサルティングパートナーとISTQB(JSTQB)ゴールドパートナーの認定を取得したことは、Miichisoftが力強く成長し、顧客により多くの価値を提供できるようになります。 4. 簡単、安全、高速 弊社はお客様のテクノロジー関連の問題を長期間サポートしていけるようにセキュリティ面について絶対的な安全性を確保するように努めています。 品質管理についてはISO9001:2015を、情報セキュリティ管理についてはISO / IEC 27001:2013を取得しています。 Miichisoftは「テクノロジーサポーター」というスローガンを掲げています。 皆様からのITに関するご相談をいつでもお待ちしております。お客様とMiichisoftの間にご縁がありますように。

ベトナムのオフショア開発の4つの魅力!失敗を防ぐ依頼方法まで解説

ベトナムのオフショア開発の魅力について解説します。この記事を読めば、トレンドになっているベトナムのオフショア開発の特徴が分かるようになり、安心して依頼できるようになります。ぜひ、システム開発を検討している方は参考にしてみてください。 日本のITリソースが不足している中で、システム開発したい場合はオフショア開発を活用していきましょう。オフショア開発とは、システム開発を海外リソースで行うことをいいます。 海外のシステム開発会社に委託すれば、現地の賃金水準が適用されるため、低コストでシステムが開発できます。このようなメリットがあるオフショア開発の委託先として、近年、注目を浴びているのが「ベトナム」です。 今回はベトナムのオフショア開発の魅力について解説します。この記事を読めば、オフショア開発の失敗を防ぐ依頼方法まで分かるようになるため、ぜひ参考にしてみてください。 1. オフショア開発委託先として「ベトナム」が人気です。 オフショア開発白書(2021年版)によると、オフショア開発委託先にベトナムを選ぶ企業は52%。2位のフィリピンを大きく引き離しており、ベトナムが圧倒的に人気を集めていることがわかります。総務省の情報通信白書(2007年度版)で、かつて委託先として人気を博した中国は現在は6位に落ちています。 2つの報告書から分かるように、ベトナムのオフショア開発がトレンドになってきているのです。 2. ベトナムのオフショア開発の4つの魅力 ベトナムのオフショア開発がトレンドになっているのは、なぜなのでしょうか?次に、ベトナムのオフショア開発の魅力をご紹介します。 2.1. 優秀な人材が多い 国内ではエンジニア不足の問題を抱えていますが、開発リソースの確保を目的にベトナムのオフショア開発が選ばれています。 その理由は、国策としてIT分野からの経済発展に取り組んでおり、毎年5万人のエンジニアを輩出するなど優秀な人材を抱えているためです。 ベトナムの基本教育方針として、小学3年生からコンピュータ学習が必須項目となっており、大学卒業時点で実務レベルのスキルを身に付けていることは珍しいことではなくなりました。 日本で人気のプログラミング言語であるJavaScript、Python、Swiftなどを習得している人材がいます。また、AIやブロックチェーン技術などの技術を保有している人材も多いため、ベトナムのオフショア開発が選ばれるようになりました。 2.2. コスト削減ができる ベトナムのオフショア開発を選べば、システム開発の費用を抑えられることも魅力です。 その理由はベトナムの大卒初任給が安いためです。 南アジアの各国に展開する求人サイトのジョブストリートの独自調査では、ベトナムの大卒初任給は月250$(約3万2500円)と述べられています。日本の大卒初任給は約23万円のため、1/7のコストでシステム開発ができます。 日本のエンジニアは不足しており人件費が高騰している傾向があるため、コスト削減したい方は、ベトナムのオフショア開発を検討してみると良いでしょう。 2.3. コミュニケーションリスクが低い ベトナムは親日国のため、コミュニケーションの不安も払拭できます。 ベトナムが親日国である理由は、日本企業がベトナムに進出してブランド醸造しており、日本製品は高品質だと認識しているためです。また、アニメや漫画の文化が人気で、日本に触れる機会が多いことも親日国と言われる理由です。 ベトナムの中学校では日本語の勉強が必須項目になっており、日本語を話せるエンジニアが多いため、言語の壁による障壁を心配する必要はありません。このように、コミュニケーションリスクが低いことも、ベトナムのオフショア開発の魅力です。 2.4. 治安が良くて常駐しやすい システム開発では進捗状況や仕様の確認、デモの体験など必要に応じて客先常駐することがありますが、ベトナムは治安が良くて常駐しやすいです。 ベトナムの治安は良くて、殺人やテロなどの凶悪犯罪の心配をする必要はありません。また、宗教上の制約もありません。 ベトナムに進出している日本企業が多いため、食に困ることもなく、物価が安いため滞在しやすく感じられるでしょう。委託先に常駐したいという要望がある場合は、ベトナムの住みやすい環境は魅力に感じられるはずです。 3. ベトナムのオフショア開発で失敗を防ぐ方法 オフショア開発白書(2021年度版)では、オフショア開発を検討する大企業(8%→14%)や小規模企業(40%→56%)が増加していることが分かります。しかし、オフショア開発で失敗はしたくないと不安に感じる方もいるのではないでしょう。そのような悩みを抱えている方向けに、オフショア開発の失敗を防ぐ方法をご紹介します。 3.1. 失敗例:システムの品質が悪かった システムの機能や操作性が悪くて、想定していた効果が見込めずに失敗に終わることがあります。また、システム障害が発生して起動しなくなる場合も失敗と言えるでしょう。 このような問題が起きる主な原因は、システム開発会社の選びです。希望するシステムを得意分野としていない開発会社へ依頼してしまうため、このようなトラブルが起きてしまいます。 対策:実績を持つシステム開発会社に依頼する オフショア開発の品質面に不安を感じる方は、システム開発会社の実績を確認してください。 システム開発の実績に、開発したいシステムがあれば、似たようなものを作りたいと伝えるだけで済みます。 最先端の技術を活用してシステム開発したい場合は、受賞歴などを参考にすると高い技術力を持っている開発会社か見極められるはずです。 3.2. 失敗例:コーディング規約がなくてメンテナンスができない システム開発会社の中には、コーディング規約が用意されていないことがあります。 コーディング規約は、システム運用中のメンテナンスをする際に使用される機会が多いです。自社や委託先でメンテナンスを依頼するなら問題ありませんが、他社にメンテナンスを依頼する場合は、コーディング規約がないと保守性が落ちてしまいます。 近くのシステム開発会社にメンテナンスを依頼したら、想像以上に時間がかかってしまったというトラブルもあるため注意してください。 対策:システム開発会社の文化を確認する システム開発会社により、コーディング規約の内容や有無が異なります。コーディング規約とは、エンジニアがプログラミング言語でコードを書くときに使用するルールです。 1人でプログラミングをする場合は、コーディング規約は必要ないかもしれません。 しかし、最低限、他人が見てルールが分かるコーディング規約がないとメンテナンスができなくなります。どの程度のコーディング規約を用意しているかは、システム開発会社の文化による異なります。そのため、開発会社の文化を確認しましょう。 4. ベトナムのオフショア開発なら「Miichisoft」 […]

必ず知るべきオフショア導入の3ステップ

どのようにオフショア導入するのかはプロジェクトの成功にとってすごく大事なことです。そこで実際の経験を踏まえてオフショア導入の詳細な流れをご案内させていただきます。 ステップ1:目指しているオフショア企業について深く理解する これは一番大事なことです。企業選定にあたり、何を重視するかを明確にすることが大切です。オフショア市場では様々なオフショア企業があります。取引先を選択する前に以下の分類テーブルをご覧ください。 ステップ2:信頼性のあるチャネルでオフショア企業を探す 何を重視するかの問いに答えた後「どのように信頼性が高いオフショア企業を探せるか」という質問がでます。この質問に答えられるようにまず信頼性の高いチャネルを探す必要が有ります。 2.1. Japan IT Week 展示会に来場 Japan IT Week展示会は毎年東京で5月と10月の2回開催されています。ベトナムのオフショア企業のみならず他の国のオフショア企業ともアクセスできます。 展示会で各企業についてより理解でき、選択技が多いです。 2.2. Vinasaリストで探す(ベトナムオフショアに対して) ベトナムソフトウェア協会(VINASA)はNGO組織で利益組織でなく、ベトナムのソフトウェアサービス業界の代表です。VINASAの会員になるためには厳しい認証プロセスを経過し、経営実績が良く専門的な能力が高いという条件があります。 毎年3回の認定で経営実績が優秀で専門的な能力が高い企業を選んでサオクエ賞を贈ります。 VINASAのソフトウェア輸出目次で受賞企業を探すことができます。 URL:http://giaithuongsaokhue.vn/danh-sach-2021/ 2.3. インターネットで探し、お問い合わせで連絡する これは一般的な仕方です。ただしインターネットでは情報がかなり多いので情報をフィルターするのは複雑です。 ステップ3:連絡してお問い合わせ オフショア企業を選択できた後に次のステップへ進んでください: ステップ1:能力プロフィールを保存して連絡先で連絡します。 ステップ2:オフショア企業についてより理解できるように直接合う予約をします。 ステップ3:仕事のやり方がわかるように要望を出してみます。そこでレベルと潜在的な成長性を判断します。 オフショア企業を選択する際の注意点: 創立者の情報に注意すべきです。日本で働いた経験があるか?日本文化がわかるか?を判断します。 日本でのオフィスがあるか?(あったら商談しやすい) 主な取引先はどの企業か?長く取引したか?成長したか? 成長率はどうですか?コロナ禍で影響されるか?これでオフショア企業の成長性を判断できます。 *** オフショア企業に一番大事なのは人間です。成長する可能性が低ければ優秀な人材を逃してしまって成長しにくいです。これは直接企業の成長に影響を与えます。 もしより詳細な情報がご希望でしたらお気軽にご連絡くださいませ。 “Miichisoft” for offshore development in Vietnam

モバイルアプリテスト 2022年の完全ガイド!

多くの方が、「アプリ」という単語を聞くと、スマホなどのモバイル機器上で動作するアプリをイメージするのではないでしょうか。モバイルアプリ以外のテストと異なり、モバイルアプリのテストは、Webアプリのテストよりも複雑になります。本記事では、モバイルアプリを開発する際に注意するポイントなどをご紹介します。 1. モバイルアプリ開発で起こる問題 スマートフォンの登場により、スマホ上で動作するモバイルアプリは日常生活のあらゆる シーンで利用されるようになっています。同時にモバイルアプリのコンテンツはより複雑化しており、テスト・検証のありかたにも変化を求められています。そのような中で、開発現場は開発工数とコストばかりが増大化していく課題を抱えています。そもそもモバイルアプリテストは何なのか、どのような役割があるのか、はっきり分かっていない方も結構いらっしゃるかと思いますので、まずそこからご説明いたします。 2. モバイルアプリテストとは モバイルアプリテストとは、スマホで動作するアプリのテストを行うことです。スマホやタブレットに搭載される様々なアプリのテストを実施するには、各キャリア毎に数多く存在する最新機種でのテストが必要です。また、市場のニーズも早いスピードで変化するため、開発からリリースまでの期間が短いケースが多いです。より早いスピード、そして最新技術が現場に求められる、難易度の高いテストがモバイルアプリテストなのです。 3. モバイルアプリのテストの役割 インターネットユーザーの多くは知りたい情報の検索、アニメや映画などのエンタメコンテンツの視聴、コミュニケーションのツールとしてモバイル機器を利用しています。そのため、モバイルアプリ開発者にとってモバイルアプリのテストは避けて通れないステップとなっています。製品がモバイル機器上で、適切に動作するアプリとなっているのかどうかをテストして確認しなければなりません。 4. モバイルアプリテストにおける基本テスト項目 モバイルアプリのテストにおける基本的なテスト項目としては、例えば「アプリの使用が中断される際のテスト」が挙げられます。アプリの使用が中断されるのはよくあることです。そのため、以下の項目を確認するのが重要です。 ・アプリがバックグラウンドで動作している場合、再起動しても以前と同じ画面が表示され、データが失われないかを確認する・電池残量が少なくなった場合、アプリは正常に動作するかを確認する・電池切れで再起動時に、アプリは正常に動作するどうか 5. モバイルアプリテストにおける注意ポイント どのようなモバイルアプリであったとしても、テストする際は、下記3つの領域に注意する必要があります。 5.1. 機能のテスト ユーザーは、正確に、早く、そして、一貫してアプリが動くことを期待します。つまり、ユーザーが何らかの成果を出すことにプラスに働く機能を全てテストする必要があるということです。 5.2. ユーザーインターフェースとユーザビリティのテスト 全てのユーザーが同じように快適にアプリを使いこなすわけではありません。ユーザーによっては、使い始めたばかりの頃は手助けを必要とする場合もあれば、製品を熟知していても、問題に遭遇する場合もあります。アプリを一通り試し、文書やサポートのチャンネルを簡単に見つけられる点、そして、全てのページから簡単にアクセスすることができる点をチェックします。 5.3. ローディングをテストする 獲得したユーザーの人数に関係なく、ユーザーは、初めてアプリを試した日に、アプリができるだけ早く動くことを期待します。また、特定の時間、月、または、年、もしくは有名なメディアで取り上げられた時など、トラフィックが急激に増える可能性もあります。どれだけ多くのユーザーがログインしていようが、製品が問題なく動くように、アプリとサーバーの環境をテストしておくべきです。 6. モバイルアプリ開発なら「Miichisoft」 Miichisoftは以下の強みを持っている企業です。 6.1. 魅力的なコスト ベトナムの優秀で豊富な人材を活用することで、日本企業に劣らない高品質な成果物を大幅なコストダウンで実現します。経費削減に貢献します。 6.2. コミュニケーション 日本での留学や就労経験を活かし、顧客の期待に応えるため、日本企業 の品質基準や考え方を十分に理解 した人材を用意します。 6.3. 高い管理能力 全ての共同創業者がオフショア開発で幅広い経験を持っています。 その経験を活かしてサービスを提供しています。 近年のベトナムは景気が良く、元々日本人に近い勤勉な国民性も相まって、大学進学率が上昇し、個々人の能力 が飛躍的に向上しています。また、日本に比べ人件費だけでなく、人材採用コストも安く、何より多くのベトナム人が親日で、日本に 好印象を持っている国です。これらの好条件が揃ったベトナムは、現在のアジア諸国において、人材の質、量、コストともに日本向け オフショア開発に最適な土壌と言っても過言ではありません。 7. まとめ 以上、この記事では開発者が実施すべきモバイルアプリのテストケースについてご紹介してまいりました。この記事でご紹介したテスト項目を参考にし、モバイルアプリのテストのお役に立てていただければ幸いです。 モバイルアプリ開発についての基礎知識を知りたい方はこちらよりご確認頂けます。