多くの方が、「アプリ」という単語を聞くと、スマホなどのモバイル機器上で動作するアプリをイメージするのではないでしょうか。
モバイルアプリ以外のテストと異なり、モバイルアプリのテストは、Webアプリのテストよりも複雑になります。本記事では、モバイルアプリを開発する際に注意するポイントなどをご紹介します。
1. モバイルアプリ開発で起こる問題
スマートフォンの登場により、スマホ上で動作するモバイルアプリは日常生活のあらゆる シーンで利用されるようになっています。同時にモバイルアプリのコンテンツはより複雑化しており、テスト・検証のありかたにも変化を求められています。そのような中で、開発現場は開発工数とコストばかりが増大化していく課題を抱えています。
そもそもモバイルアプリテストは何なのか、どのような役割があるのか、はっきり分かっていない方も結構いらっしゃるかと思いますので、まずそこからご説明いたします。
2. モバイルアプリテストとは
モバイルアプリテストとは、スマホで動作するアプリのテストを行うことです。
スマホやタブレットに搭載される様々なアプリのテストを実施するには、各キャリア毎に数多く存在する最新機種でのテストが必要です。また、市場のニーズも早いスピードで変化するため、開発からリリースまでの期間が短いケースが多いです。より早いスピード、そして最新技術が現場に求められる、難易度の高いテストがモバイルアプリテストなのです。
3. モバイルアプリのテストの役割
インターネットユーザーの多くは知りたい情報の検索、アニメや映画などのエンタメコンテンツの視聴、コミュニケーションのツールとしてモバイル機器を利用しています。そのため、モバイルアプリ開発者にとってモバイルアプリのテストは避けて通れないステップとなっています。製品がモバイル機器上で、適切に動作するアプリとなっているのかどうかをテストして確認しなければなりません。
4. モバイルアプリテストにおける基本テスト項目
モバイルアプリのテストにおける基本的なテスト項目としては、例えば「アプリの使用が中断される際のテスト」が挙げられます。アプリの使用が中断されるのはよくあることです。そのため、以下の項目を確認するのが重要です。
・アプリがバックグラウンドで動作している場合、再起動しても以前と同じ画面が表示され、データが失われないかを確認する
・電池残量が少なくなった場合、アプリは正常に動作するかを確認する
・電池切れで再起動時に、アプリは正常に動作するどうか
5. モバイルアプリテストにおける注意ポイント
どのようなモバイルアプリであったとしても、テストする際は、下記3つの領域に注意する必要があります。
5.1. 機能のテスト
ユーザーは、正確に、早く、そして、一貫してアプリが動くことを期待します。つまり、ユーザーが何らかの成果を出すことにプラスに働く機能を全てテストする必要があるということです。
5.2. ユーザーインターフェースとユーザビリティのテスト
全てのユーザーが同じように快適にアプリを使いこなすわけではありません。ユーザーによっては、使い始めたばかりの頃は手助けを必要とする場合もあれば、製品を熟知していても、問題に遭遇する場合もあります。アプリを一通り試し、文書やサポートのチャンネルを簡単に見つけられる点、そして、全てのページから簡単にアクセスすることができる点をチェックします。
5.3. ローディングをテストする
獲得したユーザーの人数に関係なく、ユーザーは、初めてアプリを試した日に、アプリができるだけ早く動くことを期待します。また、特定の時間、月、または、年、もしくは有名なメディアで取り上げられた時など、トラフィックが急激に増える可能性もあります。
どれだけ多くのユーザーがログインしていようが、製品が問題なく動くように、アプリとサーバーの環境をテストしておくべきです。
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Miichisoftは以下の強みを持っている企業です。
6.1. 魅力的なコスト
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6.2. コミュニケーション
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6.3. 高い管理能力
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7. まとめ
以上、この記事では開発者が実施すべきモバイルアプリのテストケースについてご紹介してまいりました。この記事でご紹介したテスト項目を参考にし、モバイルアプリのテストのお役に立てていただければ幸いです。
モバイルアプリ開発についての基礎知識を知りたい方はこちらよりご確認頂けます。