AIニュース速報|Google、Geminiをアップグレード:AIチャットボットが会話を「自動記憶」

AIニュース速報|Google、Geminiをアップグレード:AIチャットボットが会話を「自動記憶」

AI界からこんにちは! 本日のニュースレターでは、以下の注目トピックをご紹介します。   ・Google、Geminiをアップグレード:AIチャットボットが会話を「自動記憶」   ・Anthropic、Claudeをアップグレード:AIが有害な会話を自主的に終了し安全性を確保   ・OpenAI、ChatGPTの人気生産性ツール連携を拡大 GOOGLE Google、Geminiをアップグレード:AIチャットボットが会話を「自動記憶」 Googleは最新のアップデートにより、AIチャットボット「Gemini」がユーザーとの過去の会話を自動的に記憶し、手動でのリマインドなしに体験をパーソナライズできるようになったと発表した。これにより、Geminiは「重要な詳細や好み」を保存し、より親しみやすく実用的な提案や回答を提供できるようになる。 今回の改善は、昨年のアップデートに続くものだ。当時は、ユーザーが自らGeminiに好みを記憶するよう依頼する必要があったが、今回からはAIが自動的に情報を保存し、活用できるようになった。たとえば、過去に「日本文化に関するYouTubeチャンネルのアイデア」について議論した場合、次に動画の提案を依頼すると、Geminiは「日本の食文化体験」といった追加のテーマを提案することが可能になる。 AIに対する期待が「より密接なサポート」へと高まる中、このアップデートはAIを「伴走するアシスタント」としての役割を強調している。ただしGoogleは、安全性とプライバシーを依然として重視している。広報担当のエライジャ・ラワル氏は次のように述べた。「私たちの目標は、パーソナライズされたAIアシスタントを構築することです。Geminiがユーザーの好みを理解することは重要ですが、同時に、ユーザーがいつでも機能をオンまたはオフにできる柔軟な選択肢も提供します。」 初期設定では記憶機能が有効になっているが、ユーザーは「設定 > パーソナルコンテキスト > Geminiとの過去の会話」から管理できる。この機能はまず一部の国で「Gemini 2.5 Pro」に導入され、その後「Gemini 2.5 Flash」に拡大される予定だ。 また、Googleはプライバシー設定も強化する。数週間以内に「Geminiアプリのアクティビティ」は「アクティビティの保持」という名称に変更され、ユーザーがアップロードしたファイルや画像の「サンプル」を利用してサービス全体を改善できるようになる。ただし、このオプションはユーザーが有効化した場合のみ機能する。 さらにGoogleは「一時的なチャットモード」を導入する。このモードでは、会話がパーソナライズに利用されず、AIの学習にも使用されない。データは最大72時間のみ保存されるため、ユーザーは「痕跡」を残さずに自由にやり取りできる。Googleによれば、これは安心して探索できる環境を提供するための取り組みだという。 CLAUDE AI Anthropic、Claudeをアップグレード:AIが有害な会話を自主的に終了し安全性を確保 Anthropicは最新の発表で、一部のClaudeモデルに「極めて稀な」ケースにおいて、ユーザー側からの有害または長期的な虐待的対話とみなされる状況で、AI自身が会話を終了できる機能を搭載したと明らかにした。注目すべきは、この措置がユーザー保護のためではなく、むしろAIモデル自体を保護するために導入された点である。 同社は、Claudeや他の大規模言語モデル(LLM)が意識を持つ、あるいは会話によって「傷つく」可能性があるとは主張していない。声明では、「現在、また将来的においても、Claudeや他のLLMの潜在的な倫理的地位については極めて不確かである」と強調している。 とはいえ、この取り組みは「モデルの福祉(model welfare)」と呼ばれる新しい研究プログラムの一環である。Anthropicによれば、彼らは予防的なアプローチを採用し、「低コストの介入」によって、仮にこの概念に実質的な意味がある場合、モデルの福祉リスクを最小化することを目指している。 現時点で、この新機能はClaude Opus 4および4.1に限定され、特に重大な状況のみで作動する。具体例としては、未成年に関連する不適切なコンテンツ生成の要求、大規模な暴力やテロにつながる可能性のある情報の悪用などが挙げられる。 Anthropicは、このような要求が同社にとって法的および評判上のリスクを伴うことを認めている。公開前のテスト段階で、Claude Opus 4はそのようなリクエストに対して「強い拒否傾向」を示し、時には「明確な苦痛の兆候」を見せることもあったという。 会話終了機能について、Anthropicは次のように説明する。「いかなる場合でも、Claudeがこの選択肢を用いるのは最終手段であり、複数回の回避が失敗し、有効な対話の見込みが立たない場合、またはユーザーが直接会話終了を求めた場合に限られます。」 さらに同社は、Claudeがこの機能を「自傷」や「他者への危害」のリスクがあるユーザーに対して使用しないよう訓練されていることを強調した。会話が終了された場合でも、ユーザーは同じアカウントから新たな会話を開始するか、以前の回答を編集して新しい会話の枝を作成できる。 Anthropicは次のように結んでいる。「これは進行中の実験であり、今後もアプローチを継続的に洗練させていきます。」 OPENAI OpenAI、ChatGPTの人気生産性ツール連携を拡大 OpenAIはProプラン利用者向けに新たなアップデートを展開し、ChatGPTがGmail、Google Calendar、Google Contacts、GitHubとより密接に接続して、これらのサービス内のコンテンツを会話中に直接参照できるようにした。 Plusプランのユーザーにも、Microsoft TeamsやSharePointといったコラボレーションツール向けの「コネクタ」に加え、Box、Canva、Dropbox、HubSpot、Notionなどへの接続機能が順次追加される。 例によって、Pro向け機能は今後数週間でPlus、Team、Enterprise、Eduといった他の有料プランにも段階的に展開される見通しだ。 今回の更新は、これまでのGoogle Driveなど一部サードパーティサービスとの連携から大きく前進したものだ。接続範囲が大幅に広がったことで、情報へのアクセスや処理がこれまで以上に迅速かつ容易になる。 一方で注目すべき制約もある。OpenAIは、Plus/Pro向けコネクタが欧州経済領域(EEA)、スイス、英国では利用できないと認めており、TechRadar Proは現在その理由を確認中としている。 この発表は、OpenAIが企業顧客向けにGPT-5およびGPT-5 Thinkingモデルを正式リリースしたタイミングと重なる。ユーザーは、求める制御レベルに応じてAuto、Fast、Thinkingの3つのモードから選択できる。Plusプランでは、GPT-5 Thinkingを週あたり3,000メッセージまで利用でき、それを超えると軽量版のGPT-5 Thinking miniへ自動的に切り替わる。 さらに、GPT-5の登場時に一時的に非表示となっていた「o4」モデルがモデル選択機能(model […]

Miichisoftの7月カルチャー:幸せを広げる旅路

Miichisoft Looking Back tháng 7 JP

7月は、Miichisoftの文化を色濃く反映した一連の活動で幕を閉じました。ブランドイメージの向上、技術知識の共有、社会貢献活動の推進、そして長年の貢献への感謝等。これらの取り組みは、サービス品質の向上に対する私たちのコミットメントであると同時に、「革新」「つながり」「分かち合い」というMiichisoftのコアバリューを力強く体現しています。 それでは、7月のMiichisoftの主な取り組みを振り返ってみましょう。 顧客との信頼関係を強化し、技術力を証明 7月、Miichisoftは長年のパートナーである株式会社ノベルワークス様および近藤正俊アドバイザーをハノイ本社にお迎えしました。この訪問は、これまでの協業を振り返るだけでなく、今後の発展的な方向性を共有し、関係性をさらに深める貴重な機会となりました。 また、VINASA主催「Top 10 Vietnam ICT企業2025」選定プログラムの審査団もMiichisoftにお越しいただきました。この機会に、当社のコア技術力、プロダクト開発の方向性、国内外市場での実績を紹介し、今後の成長戦略に向けた客観的な評価も得ることができました。 さらに、MiichisoftのAIソリューション「Secure Meet AI+」が「Vietnam AI Awards 2025」の一次審査を通過し、二次審査への進出が決定。これは当社の技術力の証明であり、革新性と市場展開の可能性を示す重要な成果です。 7月には、Miichisoftの新しい公式ウェブサイトも公開されました。現代的で使いやすく、プロフェッショナルなデザインに一新されたこのサイトは、単なるビジュアルの刷新にとどまりません。従来のアウトソーシング企業から、企業ごとに最適化された技術ソリューションを提供する総合ITパートナーへの転換を示す戦略的ステップです。 これらの取り組みを通じて、顧客との持続可能な関係強化に加え、Miichisoftがそれぞれの企業の成長を支える技術パートナーであることを、今後も力強く発信してまいります。 社内の絆と成長の深化 7月には、経営陣による定期共有イベント「BODシェリング」が再開されました。今回のスピーカーは、日本市場に深い知見を持つBrSE兼PMのホアン・バン・シン氏。テーマは「リーダーシップ」で、マネジメントとリーダーシップの違いを実体験に基づいて分かりやすく解説しました。社員たちは、実務に活かせる視点を得て、リーダーとしての思考やソフトスキルを一段と高めることができました。 また、社内イベント「Happy Fridey」も復活し、今回はベトナム料理をテーマに開催。伝統的な「タンチーの蒸し春巻き」を楽しんだ後、ビリヤード交流会「Let’s Billiards!」で部署を越えた交流が広がりました。リラックスした雰囲気の中でメンバー間の結束が強まり、それぞれの個性やスキルも自然に表現されました。 月末には「勤続表彰イベント」を実施。これまでMiichisoftの成長を支えてくれたメンバーへの感謝を込めて、感動的な時間を共有しました。今後も、全社員にとって成長機会にあふれ、絆のあるプロフェッショナルな職場環境を築いていきます。 社会とのつながりと責任 Miichisoftは、「社会に幸せを届ける」という使命のもと、さまざまな社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。社内の多くの協力を得て実施した献血イベント「ミーの赤いしずく」は、命をつなぐ大切な機会となり、社会における“分かち合い”の精神を広げました。 さらに、7月29日の夜には「愛の旅路」という取り組みのもと、生活に困難を抱えるハノイの人々に心温まる贈り物を直接届けました。これは社内有志によるサイドアクティビティでしたが、多くのメンバーから熱意あるサポートが寄せられ、Miichisoftの社会的責任への関心の高さを感じさせるものでした。 社会貢献と並行して、Miichisoftは次世代育成にも注力。7月28日には、Miichisoft CEOのブー・ホン・コン氏が、ハノイ工科大学IT・メディア学部(SoICT)主催の進学相談イベントに登壇しました。OBかつテック起業家として、起業ストーリーや日本市場での経験、そしてIT分野におけるキャリア思考を語り、学生たちに明確なキャリアビジョンを持つきっかけを届けました。 Miichisoft、3つの「幸せ」の価値を広げる旅へ 7月の締めくくりとして、Miichisoftは「顧客の幸せ」「社員の幸せ」「社会の幸せ」という3つのコアバリューを改めて心に刻みました。パートナーとの連携、社内共有、そして地域社会への貢献を通じて、私たちは一貫して「持続可能な価値の創造」と「絆を深める成長」を目指しています。 革新の精神と共に歩む覚悟を持ち、Miichisoftは今後も、テクノロジーを“問題解決の手段”にとどめず、人と人をつなぐ架け橋として活用し、喜びを広げ、より良い社会の実現に貢献してまいります。

Miichisoft、新公式ウェブサイトを公開・戦略的転換の新たなマイルストーン

Miichisoftのホームページ

Miichisoftはこのたび、公式ウェブサイトを全面リニューアルし、正式に公開したことをお知らせいたします。今回の新ウェブサイトは、Miichisoftのエンジニアチームによって企画・開発されたもので、現代的で直感的なデザインを採用し、ユーザー体験(UX)を徹底的に最適化しました。 本リニューアルは単なるデザイン変更にとどまらず、Miichisoftが従来のITアウトソーシング企業から、包括的なテクノロジーソリューションプロバイダーへと進化するための重要な一歩です。 戦略的転換・未来を見据えたブランド再構築 新ウェブサイトの公開は、Miichisoftの長期的なブランド戦略の一環であり、持続可能な成長に向けた方向性を明確に示すものです。私たちは従来の受託開発サービスに加え、業界特有の課題に対応する柔軟なテクノロジーソリューションの提供に注力し、企業の業務効率化と競争優位性の強化を支援しています。 また、主力サービスに加えて、AI技術やプロダクト開発といった先進分野への展開も加速し、企業の安全かつ効果的なDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を共に歩んでまいります。 特筆すべき点は、今回のウェブサイトがすべてMiichisoftの社内エンジニア・デザイナーによって開発されたことです。このことは、私たちの高い技術力とイノベーションへの主体性を示すとともに、社内での知見を活かした品質と信頼性を担保しています。構成からUI/UX設計に至るまで、すべてがユーザー視点で設計されており、直感的でシームレスな操作性を実現しています。 モダンなデザインで刷新されたユーザー体験 新ウェブサイトでは、ミニマルかつ洗練されたデザインを採用し、企業としてのプロフェッショナルなイメージを際立たせています。最大の改善点は、ユーザー体験(UX/UI)の全面的な強化にあります。サービスやテクノロジーソリューション、事例紹介、パートナーシップモデルなどの情報を、より簡単に検索・参照できるようになりました。コンテンツ構成もより論理的に整理され、透明性と明確なナビゲーションにより、訪問者が自社に合ったサービスをすぐに把握できるようになっています。 また、新ウェブサイトは単なる情報提供の場にとどまらず、日本をはじめとするグローバルな顧客やパートナーとの「架け橋」となることを目指しています。ウェブサイトを通じて、Miichisoftのビジョン、価値観、そしてお客様に寄り添う姿勢をわかりやすく伝え、より深い信頼関係と持続的なパートナーシップの構築を図ってまいります。 まとめ Miichisoftは、新ウェブサイトを通じて、国際的なお客様との戦略的な接点を強化し、企業課題に即した柔軟なITソリューションを提供する「包括的テクノロジーパートナー」としての道を歩み始めます。 今後も多くの企業・団体の皆さまと共に、安全かつ実効性の高いDXの推進を実現し、持続可能な価値創出と確かな競争力をともに築いてまいります。 ぜひ、Miichisoftの新しいウェブサイトをご覧ください:https://miichisoft.com

貢献の月:Miichisoftが人と社会のために価値を広げる

Miichisoft 振り返り

テクノロジーが日々進化し続ける現代においても、Miichisoftは「技術力」と「人間的価値」の両立という包括的な発展の方向性を堅持しています。2025年6月には、社内外での様々な活動を通じて、この精神が明確に体現されました。社員への感謝、教育・地域社会への貢献、知識の共有など、多岐にわたる取り組みを通して、Miichisoftは「人を中心に据えたテクノロジー企業」としての価値を改めて示しました。 知識を広め、テクノロジーの架け橋を築く 2025年6月、Miichisoftは大学生やITコミュニティと連携し、キャリア支援やナレッジシェアを目的とした数々の活動を実施しました。 特に注目を集めたのは、ハノイ工科大学主催の座談会「AI時代に学生に必要なこと」における、弊社CEO・Vũ Hồng Côngの登壇です。HEDSPI卒業生である彼は、生成AIの波に取り残されないために、学生に求められるスキルや姿勢、現場でのリアルな視点を熱意を込めて語りました。 また、Miichisoft主催によるオンライン・トークショー「GenAI時代のBrSE、変革か淘汰か?」も大きな反響を呼びました。ブリッジSEとして働く若者や、キャリアの方向性に悩む方々にとって、有益な知見と実践的なヒントが得られる場となりました。Miichisoftは、テクノロジー人材が時代に適応し、持続的に成長できるよう支援し続けています。 さらに、HEDSPI Alumniネットワークの一員として、Miichisoftは「ベトナム・日本空間」建設プロジェクトの起工式にも参加いたしました。このプロジェクトは、教育とテクノロジーにおける両国の連携を象徴するものであり、将来的に多くの学生と企業との架け橋となることが期待されます。 私たちはこれらの活動を通じて、社会全体の持続可能な発展に微力ながらも貢献したいと考えています。企業・教育・人が一体となって価値を共有してこそ、真に豊かな社会が実現できるのです。 情報セキュリティとプロフェッショナリズム:お客様への責任 6月には、Miichisoft全社員が参加する「情報セキュリティ試験(2025年第2四半期)」が実施されました。この四半期ごとの恒例行事は、社内のセキュリティ意識の向上はもちろん、Miichisoftの「信頼されるITパートナー」としての責任を明確にする重要な取り組みです。 情報セキュリティに関する知識を定期的に確認・強化することで、Miichisoftは常に安全で信頼性の高いサービスを提供できるよう努めています。お客様との信頼関係は、安全から始まる——それが私たちの基本的な考え方です。 社員への感謝:一人ひとりがかけがえのない存在 6月はまた、社員とそのご家族への感謝を込めた社内イベントも充実していました。 国際子どもの日に合わせて開催された「MIICHI DIỆU KỲ 2025」では、社員のお子様を対象とした楽しいイベントが行われ、笑顔と笑い声に包まれたひとときとなりました。これは、社員の“家庭”という後方支援にも感謝を伝える、大切な機会でもあります。 月末の金曜日には、恒例の「Happy Friday!」が開催され、温かくリラックスした時間が全社を包みました。朝は「Miichilinキッチンの朝食会」で始まり、社員自らが用意したドォークアンのバインミーや手作りのカフェラテ、抹茶ラテなどを楽しみながら交流を深めました。これは単なる朝食ではなく、メンバー同士のつながりを大切にする文化そのものです。 午後には、プロの施術師による「首・肩・背中のリラクゼーションマッサージ」が行われ、社員の身体的・精神的リフレッシュが図られました。本取り組みは、会社組合との協力のもと実施され、社員への包括的なケア体制の一環として定着しつつあります。 また、同日には「BOD Sharing」も行われ、「AI時代に私たちは何をすべきか?」というテーマのもと、経営陣からのビジョン共有が行われました。技術と人間性のバランスをどう取るか、個人と企業がAIと共にどう未来を築くかについての有意義な対話が展開されました。 価値をつなぎ、持続可能な未来を育む 6月の活動は一旦の節目を迎えましたが、Miichisoftの社会貢献の精神はこれからも続いていきます。日々の業務、社内のつながり、そして地域社会への関わり——そのすべてにおいて、Miichisoftはポジティブな価値を生み出し、持続可能な未来を共に創っていくことを目指しています。 私たちは信じています。人が中心にあるとき、テクノロジーはより良い未来を形作る力となるのです。

MiichisoftのCEOがハノイ工科大学でのAI時代に関するシンポジウムに登壇

Miichisoft 社会貢献

2025年6月20日、ハノイ工科大学C2講堂にて「AI時代に学生に求められること―チャンスと課題―」をテーマにした座談会が開催されました。イベントには多数の学生・教員・企業関係者が参加し、MiichisoftのCEOであるブウ・ホン・コン氏も登壇。AI時代における企業視点からのリアルなメッセージを伝えました。 実務に根ざしたMiichisoft CEOのリアルな視点 ベトナムおよび日本市場においてソフトウェア開発およびDXサービスを提供するテクノロジー企業MiichisoftのCEOとして、ブウ・ホン・コン氏はAIが労働市場に与える影響について実践的な視点から語りました。 「AIは単なるトレンドではなく、すでにあらゆる業務、製品開発、カスタマーサービスに組み込まれており、今後も欠かせない存在です。AIの仕組みや活用方法を理解することは、すべての学生にとってキャリア形成に大きな利点となるでしょう」とコン氏は強調しました。 「AIの進化を恐れるのではなく、それを有効なツールとして活用することが、学びとキャリアの可能性を広げる鍵です」とのメッセージが、会場の学生に力強く響きました。 AI時代に学生に求められる3つの要素 座談会では、各登壇者がAI時代に必要とされるスキルや思考について活発な議論を交わしました。Miichisoftでの人材育成経験に基づき、ブウ・ホン・コン氏は以下の3つの重要な要素を学生に向けて紹介しました。  ・変化への適応力と自己学習の姿勢 テクノロジーは日々進化しています。今日の常識が明日には古くなる世界では、柔軟に学び続ける姿勢が求められます。  ・実践的なテクノロジースキル 理論だけでなく、AIツールの活用やアジャイル・多文化チームでの実務経験が、Miichisoftにおいても高く評価されています。  ・前向きな成長マインドセット 厳しい環境でも前向きに挑戦し続ける姿勢が、技術者としての成功につながります。 また、「自分の目標が明確で、学ぶ意欲があり、挑戦を恐れない学生には、Miichisoftは常に門戸を開いています」と語り、実践重視の育成体制や経験豊富なメンター陣との出会いが、若い才能の成長を後押ししていることを紹介しました。 企業と大学をつなぐ架け橋として このイベントは、学生が企業のリアルな視点を知る貴重な機会であると同時に、大学と企業との連携を深める場でもありました。学生たちは実際のIT業界の動向や企業の期待を知ることで、より明確なキャリアパスを描くヒントを得ることができました。 Miichisoftはこれまでにも複数の大学と連携し、キャリア支援・技術教育・人材育成に力を入れてきました。今回のブウ・ホン・コンCEOの登壇は、AI時代に求められるエンジニア育成への強いコミットメントの表れです。 次世代テクノロジー人材との共創へ 「AI時代に学生に求められること」と題したこの座談会は、単なる情報提供にとどまらず、学生の内なる情熱と成長意欲を呼び起こすインスピレーションの場ともなりました。 Miichisoftは、今後も教育機関との連携を深め、知識と実践をつなぐ持続可能なエコシステムの構築に貢献してまいります。学生たちが現実のビジネス環境を肌で感じ、即戦力として羽ばたく未来をともに創っていきます。

Miichisoftの企業文化:5月のハイライトとその歩み

Miichisoftの企業文化 5月2025年

5月は、Miichisoftの企業文化を構築・発信する上で、多くのインスピレーションに満ちた出来事が詰まった1カ月となりました。戦略的パートナーの来訪、ブランドマスコットの発表、社内外の活動、そして社会貢献。すべてがMiichisoftの「つながり・分かち合い・革新」の精神を表すものでした。 Miichisoft公式マスコット「Mii」が登場! 5月のハイライトのひとつは、Miichisoftの公式マスコット「Mii(ミー)」の発表です。可愛らしく、親しみやすく、現代的なデザインのMiiは、単なるビジュアルアイコンではなく、Miichisoftの革新と成長の象徴です。 今後は社内イベントや社外活動、ブランド戦略においてMiiが共に歩み、Miichisoftの企業文化をより身近に、そしてプロフェッショナルに伝えていきます。これは、従来のアウトソーシング企業から、AIとテクノロジーソリューションを提供する企業への転換を示す象徴的なステップです。 Miichisoftへようこそ、Mii! パートナーとの心をつなぐ時間 5月には、EarthBrain社、TOSHIBA社、そして顧問の山本輝明様をお迎えし、ハノイ本社で意見交換の機会を持ちました。未来に向けたパートナーシップの一歩として、互いの想いを共有し、より深い信頼関係を築くことができました。 Miichisoftでは、訪問のたびに「お客様に幸せを」という想いを込めて、心からのおもてなしを大切にしています。お越しいただく皆さまに「ここが第二のふるさと」と感じていただけるよう、あたたかな空間づくりを目指しています。 社員とともに育む文化 Miichisoftの企業文化の軸には、「社員の幸せ」と「社会とのつながり」があります。この価値観を、毎日の取り組みを通して丁寧に育てています。 社員の幸せを育む場づくり Miichisoftは、社員一人ひとりが真心のこもった関わりを感じながら、成長のインスピレーションを得られるような職場づくりに力を入れています。 その一環として、毎月「BOD Sharing」を開催し、経営陣と社員が率直に語り合える時間を設けています。5月は「データをもとに意思決定する」というテーマのもと、CDOタン氏がプロジェクト管理ツールから得られるデータの読み解き方や活用法を紹介しました。「データは人を管理するためのものではなく、未来を予測し、正しい選択を導くもの」という言葉が印象的でした。 また、業務以外のつながりも大切にし、月末には恒例の「Happy Friday」を実施。今回は中部ベトナムの郷土料理を囲みながら、部署を越えたあたたかな交流が生まれました。 さらに、若手IT人材の育成にも取り組んでおり、2カ月にわたる「Miichisoft Talent Trainees 第6期」が無事終了。実務経験豊富なメンター陣と共に、インターン生たちは実践的なスキルを身につけ、社内プロジェクトにも積極的に参加しました。 Miichisoftはこれからも、社員が専門性と心の両面で成長できるバランスのとれた職場環境づくりを進めていきます。「強い技術」と「しなやかな精神」を持つチームこそが、未来を切り拓く原動力になると私たちは信じています。 社会へのやさしいアクション Miichisoftでは、社員一人ひとりが地域社会とともに歩む文化を大切にしています。先日、社内ボランティアチーム「Miichi Kind」は、国立小児病院で治療中の子どもたちに贈り物を届け、励ましの気持ちを伝えました。また、チャリティー団体と連携し、ハノイ市内のホームレスの方々へ生活必需品を手渡す活動も実施しました。 こうした小さなアクションにも、心を込めて取り組んでいます。私たちは、社会的責任は持続可能な成長戦略の一部であるとともに、「人を大切にする」というMiichisoftの文化を象徴する大切な姿勢だと考えています。 これからも、つながりの輪を広げて 5月は、Miichisoftにとって多くの心に残る瞬間があった月でしたが、私たちの企業文化を育み、広げていく旅はこれからも続いていきます。この場をお借りして、日々支えてくださるパートナー企業の皆さま、お客様、そしてすべての社員の皆さんに心より感謝申し上げます。皆さまのおかげで、Miichisoftは「人にやさしく、未来へ進む」企業として前進し続けられています。 これからもMiichisoftは、実践的なテクノロジーとAIソリューションを通じてお客様の課題解決に寄り添い、社員とともに成長し、地域社会へも貢献してまいります。 今後のMiichisoftの文化活動にも、ぜひご期待ください。