オフショア開発とは?委託先としてベトナムが人気の理由を徹底解説

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2022年2月7日
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オフショア開発を選択すれば、DX推進の障壁となるIT人材不足や人件費高騰の問題を解決できます。この記事では、オフショア開発の魅力と委託先として人気があるベトナムの魅力を併せてご紹介します。ぜひ、DX推進の加速させるための参考にしてください。

国内ではDX推進が加速していますが、DX人材不足が障壁となるケースが多いです。経済産業省「IT人材需給に関する調査」では、2030年度に約45万人のIT人材が不足すると試算されています。 IT人材不足により、各企業でIT人材の争奪戦が始まっており人件費が高騰しています。IT人材の採用が難しかったり、人件費の高騰に悩んだりした場合は”オフショア開発”で解決しましょう。今回は、オフショア開発の特徴から、委託先として人気を集めるベトナムの魅力を具体的に解説します。

1. オフショア開発とは

オフショア開発

オフショア開発(offshore development)とは、ソフトウェアやWebシステム、アプリケーションの開発を海外企業に委託することをいいます。企画や設計、納品は自社で行い、開発や実装を海外企業へ委託するなど分業化されることが多いです。

1.1. オフショア開発の目的

オフショア開発の目的は主に3つです。

(1) コスト削減
物価の安い海外企業へ委託すれば、コスト削減ができます。国内はIT人材不足により、需要が供給を上回っているため人件費が高騰しています。この問題を解決するために、オフショア開発が選ばれているのです。

(2) リソース確保
海外企業にシステム開発を委託すれば、リソース確保ができます。とくに、短納期のシステム開発では、多くのIT人材を確保しなければいけません。しかし、国内はIT人材が不足しており対処できません。これらの問題もオフショア開発で解決できます。

(3) 優秀なエンジニアの確保
委託先の国に応じて異なりますが、優秀なIT人材を確保しやすいです。IT人材の育成に注力している国には優秀なエンジニアがいます。また、インターネットの普及により情報格差がなくなったことにより、各国の技術は各段と上がってきています。

1.2. オフショア開発のメリット

  • システム開発のコスト削減ができる
  • 優秀なエンジニアを確保できる
  • 短納期のシステム開発にも対応できる

1.3. オフショア開発のデメリット

  • コミュニケーション問題が発生しやすい
  • 時差が発生して対応遅れが生じる恐れがある
  • 文化や商習慣の違いに注意する必要がある

2. オフショア開発でベトナムが人気の理由

オフショア開発

オフショア開発の委託先としてベトナムが人気です。なぜ、オフショア開発の委託先にベトナムが良いのでしょうか?ここでは、ベトナムへ委託するメリットを具体的に解説します。

2.1. オフショア開発国で不動の地位を獲得

ベトナム政府はIT人材育成支援策を実施して、2020年までにIT人材を100万人まで増大させるという大きなビジョンを掲げて実現しました。大学で実践的な教育を受けた学生は即戦力として活躍する資質を持っています。
「オフショア開発白書(2021年版)」では、50%の企業がベトナムへオフショア開発を希望していると回答するほど根強いオフショア開発国となりました。
VINASAによると、ベトナムのIT市場は2003年から2016年までに1,000倍以上伸びてきており、売上高も6,200万ドルから30億ドルまでに伸びました。

3. 低単価で優秀なエンジニアを採用できる

ベトナムのIT人材の給与は、ソフトエンジニアが2,241ドル(約25万円)で、AI関連エンジニアが1,844ドル(約21万円)です。その他の職種を含めても、日本のIT人材の1/2~1/3程度の単価になります。
ベトナムのIT人材の給与が低単価に見えますが、ベトナムの平均月収は263ドル(約3万円)のため、IT人材は好待遇となります。そのため、ベトナムのIT人材は意欲的な人が多いです。高品質な技術を低単価で得られるとして、オフショア開発先にベトナムが選ばれています。

3.1. 親日国で開発委託がしやすい

ベトナムは親日国として有名です。その理由は、ODA支援実績(政府資金で行われる開発途上国などに対する援助や協力)がOECD加盟国の中で1位のためです。社会・交通のインフラ関連の支援を行っており、教育や医療の普及に貢献しています。このような支援を行っており、ベトナム人は日本に対して感謝の気持ちを抱いている人が多いのです。

日本語を学ぶベトナム人も多く、近年は日本語能力を身に付けるエンジニアが増えてきており、コミュニケーションの壁が払拭されてきました。オフショア開発は、言語や文化、慣習の違いが壁となることが多いですが、ベトナムは親日国のため開発委託がしやすいです。

4. ベトナムオフショア開発なら「Miichisoft」

ベトナムのオフショア開発ならMiichisoft

ベトナムのオフショア開発サービスに興味を持った方は「Miichisoft」までご相談ください。ここでは、Miichisoftのサービスの特徴をご紹介します。

4.1. 日本で就労経験があるエンジニアが在籍

Miichisoftの創立者は日本で長期滞在した後に、ベトナムのオフショア会社で管理職の経験を積みました。日本の文化や慣習を理解しているブリッジSEが在籍しているため、納品日までに高品質の成果物を提供できます。
エンジニアチームには、ベトナム屈指の大学を卒業した優秀なエンジニアを起用しており、満足度97%と高いサービス水準を維持できています。

4.2. IT開発においてセキュリティを重視

Miichisoftのオフショア開発では、規模を問わずにセキュリティ面を重視します。定期的にセキュリティチェックを行い、情報漏洩などのトラブルが起きないように気をつけています。2020年12月にISO9001:2015(品質マネジメントシステム)とISO27001:2013(情報セキュリティマネジメントシステム)の認証証明書を取得しました。安心して利用できるシステムを提供します。

4.3. オフショア開発の豊富な実績を保有

Miichisoftは、大規模や最新技術を活用した開発実績を豊富に保有しています。日本国内からの幅広い業務委託の実績を保有していることが強みです。

ゲーム開発アプリ ゲーム開発 Unity、Cocos2d-x、Html5
モバイルアプリ 就職支援アプリ、レビューアプリ、マッチングアプリ、機関システム Swift、Android Java、Objective-C、React-native、HTML5、JavaScript
Webシステム開発 クラウドサービス、基幹システム PHP、JAVA、Ruby、Golang、Python、Nodejs

4.4. IT業界の発展に貢献しサオクエ賞を受賞

Miichisoftは2021年7月にサオクエ賞を受賞しました。サオクエ賞とは、ベトナムソフトウェア・ITサービス協会が主催し、ベトナムのIT業界の発展に最も貢献した企業に贈られる名誉賞です。Miichisoftは、ITサービス・アウトソーシングサービス部門で受賞しました。お客様からの満足度が高いオフショア開発会社としての基盤を築いています。

5. まとめ

オフショア開発を上手く活用すれば、IT人材不足や人件費高騰の課題を解決できます。オフショア開発の中でも、約50%の企業が委託先に選ぶのがベトナムです。ベトナム政府のIT人材育成支援策により、オフショア開発国としての地位を築きました。
Miichisoftは、ベトナムのオフショア開発会社として受賞歴を持っています。ぜひ、ベトナムのオフショア開発に興味を持った方は「Miichisoft」までお気軽にご相談ください。

詳しくはこちらからご確認頂けます。

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