5月16日、Miichisoftはハノイ本社にて、戦略顧問である山本照晃氏をお迎えしました。この貴重な訪問において、山本氏は実務に基づいたワークフロー、コミュニケーションスキル、そして顧客の期待管理についてご指導くださり、日本市場における信頼されるITパートナーとしての役割を再確認する機会となりました。本訪問は、豊富な経験を持つ専門家からの戦略的な視点を得るだけでなく、Miichisoftチームが日本市場の実際の基準に深く触れる大きな一歩でもありました。
顧問・山本照晃氏について
山本氏は現在、Miichisoftの戦略顧問として、特にAIソリューションの開発やコア戦略の立案を通じて、企業の長期的な方向性の策定に携わっています。さらに、継続的改善の文化とイノベーション精神を育てることで、Miichisoftが信頼されるITパートナーとしての競争力を高め、安定したポジションを維持するための貢献をされています。
25年以上にわたり国際的なコンサルティング企業での勤務経験を持ち、SAPをはじめとする複雑なERP導入に精通。また、SaaS型テックスタートアップの経営やグローバル小売企業での上級管理職としての経験から、テクノロジーと現代経営の両面において広範な知見を有しています。
このような幅広い経験を通じて、山本氏はMiichisoftに「現場で本当に使えるアドバイス」と「未来を見据えた視点」の両方を届けてくれています。そのおかげで、私たちは社内のスキルや仕組みを強化しながら、日本のお客様から信頼されるITパートナーとして選ばれる存在へと、着実にステップアップできています。
日本向けプロジェクトの理解をさらに深める
山本氏は開発チームとのセッションで、日本企業との進行中プロジェクトを分析し、技術的な視点から実践的な改善提案を行いました。この指導により、チームは顧客の期待に応えるための重要要素を明確に把握することができました。
山本氏は以下のように語っています:
「日本のお客様と大規模なプロジェクトを進める際、最も重要なのは、各フェーズにおける期待値や心情を正しく理解することです。単に依頼を受けるだけでなく、積極的に提案し、現実的かつ開発チームのスキルに見合った形で製品に落とし込むことが不可欠です。」
この貴重な対話を通じて、Miichisoftのチームは顧客の真のニーズを深く理解することができ、プロジェクト遂行上の課題点を特定・改善する手がかりを得ました。こうした学びが、Miichisoftをより洗練された存在へと導き、日本市場での信頼できるITパートナーとしての地位をさらに確固たるものにしています。
名刺交換から提案プレゼンまで:営業・マーケティングスキルの底上げ
技術的なアドバイスに加え、山本氏はビジネス・マーケティング部門にも時間を割き、「顧客中心の思考」をテーマに、名刺交換とプレゼンテーションという2つの重要なソフトスキルについての研修を行いました。
特に日本を含むアジアのビジネス文化では、名刺交換は単なる情報交換ではなく、相手への敬意とプロフェッショナリズムの表現です。山本氏は実際のケースをシミュレーションし、国際的な文化との違いも比較しながら、繊細なマナーの重要性を強調しました。
また、プレゼンにおいては、重要なキーワードに焦点を当てることで、短時間で明確なメッセージを伝えるスキルの重要性を説かれました。これにより、正確かつ双方向のコミュニケーションが可能になります。山本氏のアドバイスから、相手を思いやる姿勢や、伝えたいことをシンプルに届ける工夫こそが信頼につながる、ということを改めて実感しました。
まとめ
Miichisoftでは、日々の業務や学びを通じて、それぞれが少しずつ成長できる環境づくりを大切にしています。その中で、山本顧問からの有益なアドバイスは、私たちの専門性とプロ意識を高め、顧客満足度を最大化するための貴重な支えとなりました。
改めまして、山本照晃顧問のご支援と貴重なご貢献に心より感謝申し上げます。Miichisoftはこれからも、日本そして世界で信頼されるITパートナーであり続けられるよう、一歩ずつ前に進んでいきます。