株式会社エックスラボは、大阪に本社を置く、デジタルマーケティング・コミュニケーション分野で信頼される日本企業です。日本企業向けにオンラインセミナーソリューションを提供しています。
また、イベント企画代行として、「Webページの制作」から「マーケティング戦略の立案」まで、ワンストップでサポートしています。
「未来を創るマーケティングパートナーで在り続ける」というミッションのもと、常に技術革新に注力し、コミュニケーション効率の最適化と顧客への持続的な価値提供を実現しています。

課題
エックスラボのCEO、藤氏は起業当初から営業、マーケティング、採用、研修まで、すべての業務を自ら担当していました。
特に、ウェビナー運営において、複数のツールを使い分けることが非効率であると気づきました。
実際、これは当時の日本のウェビナー市場全体が抱える共通の課題でした。
既存のプラットフォームには3つの深刻な制約がありました。
・自動化の欠如により、業務プロセスが断片化。
・運営担当者への依存度が高く、スケール拡大が困難。
・統合的な分析機能の不足により、ROI測定が難しい。
このような背景の中で、藤氏はオールインワンの自動化ウェビナープラットフォームの構築を目指しました。
しかし、開発の過程において、大きな困難に直面しました。
・システム開発会社に依頼したものの、高コストで時間を浪費。
・プロジェクトが設計段階で停滞し、品質への期待に応えられない。
・開発の遅延により、ビジネスチャンスを逃す。
開発要件
これらの課題を解決するため、エックスラボはウェビナー運営プロセス全体を自動化できるオールインワンプラットフォームの開発を求めました。
【プラットフォームのコア機能】
・多様なセミナー開催の形で開催できる。
・ノーコードで作成できるランディングページ。
・統合された自動メールマーケティングツール。
・顧客管理、登録情報管理、ウェビナー視聴履歴、ユーザー行動分析。
・各ウェビナーの重要数字を追跡できる分析機能。
Miichisoftを選んだ理由
- 理由1:日本人アドバイザーを含む開発チームの提供。
これにより、コミュニケーション能力と複雑な業務上の障壁を解消できることに安心感を持ちました。
- 理由2:深い理解力と柔軟な対応力。
さらに、プロジェクトに最適なソリューションを積極的に提案する能力を示しました。
Miichisoftの取り組み
エックスラボ様のオールインワンウェビナープラットフォームの構想に基づき、Miichisoftは技術面全体を担当しました。
プラットフォームは以下の主要機能で構築されています。
顧客体験の自動化
- ウェビナー配信:ライブ配信、録画配信、疑似ライブなど多様な形式に対応。
- 視聴URLの自動発行:登録者ごとに固有のURLを自動発行する。
- SMS/メールリマインダー:高い到達率の通知で参加率向上を支援。
リード獲得と育成の最適化
- CMS機能:商品紹介・申込ページなどを自由に作成できるテンプレートを提供。視覚的な編集で高い訴求力を持つランディングページを簡単に構築可能。
- 顧客管理:登録情報や視聴履歴を一元管理し、的確なフォローアップを実現。
- フォーム作成:柔軟にカスタマイズ可能な登録フォームで精度の高い情報収集が可能。
- メールマーケティング:高配信率で見込み顧客との継続的な接点を構築。
- LINEマーケティング:LINE公式アカウントと連携し、チャット感覚のナーチャリングを実現。
- メンバー管理:アクセス権限の設定により、チームでの効率的な運用が可能。
効果測定と最適化
- ウェビナー分析:申込率、視聴率、離脱率などの各種指標を可視化。
- ダッシュボード:リアルタイムで指標を把握し、迅速な意思決定を支援。
- アンケート:参加者の満足度や改善点を即時に収集・分析。
成果
・わずか6ヶ月で要件分析から開発、完成したWebinarBaseの製品リリースまでを実現。
・一元管理システムにより、ウェビナー運営時間を61%削減。
・ワンストップサービスモデルへの段階的移行により、法人顧客向けの運営を最適化。
・四半期ごとに顧客数が200%成長という飛躍的な成長を実現し、WebinarBaseは日本市場での地位を急速に確立。
